トーヨー防水工業会は、ゴム・ウレタン素材を中心とした防水システムで、建設防水業界の発展に寄与します。
HOME > 製品案内 > 防水層維持管理上のお願い

トーヨーシートエキストラ 防水層維持管理上のお願い

使用方法に関する注意事項

1)共通事項

  • 防水層の上に油、酸等の腐蝕性の液体や化学的侵蝕物、アルカリ防藻剤(クーリングタワーに使用)などの薬品、ガソリン、塗料、溶剤などをこぼさないでください。また、防水層上のダクトや煙突から油煙の混じった排気のないようにしてください。防水層の変色、膨潤、劣化などが起きて、防水機能を損なう恐れがあります(押え層がある場合でも目地部などより浸透する可能性があります)。
  • 屋上やその周辺の増築あるいは改築工事をおこなう場合は、工事前に施工業者にご連絡ください。雨水の流れが変化し、防水層に悪影響を与える恐れがあります。

2)露出防水仕様の注意事項

  • 防水層上で作業をする場合は必要に応じてコンパネ、ブルーシートなどで養生をおこない、防水層を保護してください。避雷針・アンテナ・空調機器等を設置する場合は、防水層上に直接設置せずにゴム板などの下敷き材の上に設置してください。ただし、防水層を新しく貫通させる作業はできません。
  • 防水層の上には、設計時に予定した以外の重量物を置かないでください。重量物による防水層の変形や損傷の恐れがあります。
  • 防水層上に重量物を落としたり、鋭角なもので傷をつけないでください。寒冷地では特に雪おろし時にスコップで防水層に傷をつけないように注意してください。
  • 防水層の上またはその付近では花火やたき火、たばこの投げ捨てなどはやめてください。防水層を燃焼させたり変質させる恐れがあります。
  • 防水層の上に土を置き、植物を植えないでください(植生の仕様の場合を除く)。土の重量が防水層に悪い影響を与えたり、植物の根が防水層を損傷させる恐れがあります。
  • 防水層を撤去する場合は産業廃棄物として処理してください。

3)非歩行仕様の注意事項

  • 屋上または防水層の維持、点検のとき以外は防水層の上を歩かないでください。防水層上の利用はできません。

4)軽歩行仕様の注意事項

  • 防水層上の利用は、ベランダ・物干し場・休憩場等に限ります。不特定多数の方の歩行が予想される用途には向きません。
  • 防水層上を歩行する際には、靴底の柔らかい履き物を利用してください。防水層を傷つける恐れのあるハイヒールやスパイクなどの尖った底の履き物で歩かないでください。
  • 防水層の表面が濡れている時は滑りやすいので注意して歩行してください。防水層接合部には段差がある場合がありますので、つまずく恐れがあります。
  • 防水層の上ではペットの飼育をしないでください。動物が爪や歯で防水層を傷つけたり、排泄物が防水層を劣化させる恐れがあります。
  • 防水層の上で運動や自転車の運転をしないでください。防水層に損傷を与える恐れがあります。
  • 防水層の上では、軽いものでもテーブルやイスのように接地部の尖っているものはゴムキャップまたはゴム板などで保護してください。

5)押え仕様の注意事項

  • 設計時に予定した以外の用途に使用目的を変更する場合は防水層に損傷を与える恐れがあるので、工事前に施工業者にご連絡ください。
  • 付属の設計や施設を設置する場合には、釘やアンカー等で保護層を貫通して防水層を損傷させる恐れがあるので、保護層の構造、厚み、載荷重を考慮して設置してください。

維持管理に関する注意事項

防水層の機能を長期間維持するために次の事項をお願いします。

  • 定期的に(年2〜3回※)屋上や防水層を清掃してください。特に排水溝、排水口周辺や隅部の泥や枯れ葉などを取り除いてください。
    防水層の洗浄には、中性洗剤以外の薬品や金属ブラシは使用しないでください。シートの接合部がある場合には、重なり合う上のシートから端末側の方向へ清掃してください。
  • 定期的に(2年に1回※)防水層の状態を点検してください。
    次のような異常を認めた場合は施工業者にご連絡ください。
    1)防水層の接合部が剥離している。
    2)仕上げ塗料が剥離している、またはすり減ってシートが表面にでている。
    3)防水層が破れている、防水層に穴があいている。
    4)保護モルタル(保護層)に盛り上がりや欠損がある。
    5)押え金物、笠木などの取付けが、ゆるんでいる。
  • 塗装仕上げの場合は定期的に(4年に1回※)仕上げ塗料(弊社指定材料)の塗り替えを有償にておこなってください。
  • 鳥害の予想される場合には、別途鳥害防止策を考慮してください。
  • 防水層に損傷を与えた場合、防水工事部分から雨漏りが発生した場合は、速やかに施工業者にご連絡ください。

※「建築防水の耐久性向上技術」(国土開発技術センター発行)引用
不明な点は事前に施工業者に問い合わせてください。
必要な場合は、合成高分子ルーフィング工業会(略称KRK)発行のパンフレット「防水層維持管理上のお願い」をご請求ください。